桐育成事業

アンナポローニア 世界が注目する早成桐の育成

環境対策の一環として植林事業を開始し、現在、桐の一種を育成中です。
古来より日本人と桐の関係は深く、建築物から家具、楽器、日用品に至るまで幅広く利用されて来ました。
また、安土桃山時代、豊臣家の紋章にも用いられ、現代の内閣府の象徴としても使用されています。
そして、その桐の中でも、突出して成長する速度が格段に早い桐、それが「アンナポローニア」です。現在、私どもが植林を開始し、順調に育っております。
成木になると上記のとおり、建材用、家具用、日用品用として使え、また、端材はバイオマス燃料として無駄なく全て有効活用が可能な素材です。

桐育成状況 : 7月 50cm
桐育成状況 : 8月 100cm

2009年から試験育成を始め、本格的な植林を2011年7月から開始しました。
2012年には規模を拡大、土壌養分を適切に開発したところ6月に植えた15cmぐらいの苗が、7月に50cm、8月に1m、9月には2mを越える勢いで伸び、約5,000本のアンナポローニアが元気に育っています。
育成方法・施肥・枝打ち等のノウハウを独自に研究開発し、従来の桐が約20年かかる成木化を短縮し、約3年で胸高直径30cm以上になります。

桐育成事業のためのコンサル、苗木の販売等も行っています。
詳しくはご相談ください

※1 アンナポローニア
江戸時代シーボルトが長崎からオランダに帰国する時に桐の種を持ち帰り、オランダで桐を育成し大きな街路樹に育ちました。
美しい花を咲かせた桐を見て、シーボルトが日本へ渡航する際のパトロンであったオランダ女王の名前に因みポローニアという名前を付けたのが桐の学名になりました。
この早く育つ桐にアンナポローニアという名前をつけて桐の普及に努めてまいります。

桐製品

桐集成材 床材や内装扉の芯材に使われます。
軽量で断熱性に優れています。
桐100%木質ペレット 直径40cm(長い部分)
ペレットは燃焼効率が高く、灰は良質な肥料になります。

品種登録出願済 日本ハドル株式会社
出願品種の名称:アンナポローニア
出願登録番号:第27205号

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